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2025_日本代表(親善)・・積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)が素晴らしく機能した・・また後半の選手交代がブチかましたポジティブ変容(森保一のスーパー采配!)についても・・(日本vsボリビア, 3-0)・・(2025年11月18日、火曜日)

このゲームからピックするテーマだけれど・・

やっぱり、ボール奪取プロセス(守備)の素晴らしい実効かな・・

何せ、相手は、ポゼッションでも世界レベルのボリビアだからネ。

そんな強者から、しっかりとボールを奪い返しつづけたコト(特に前半ネ)こそが、この大きな成果の絶対ベースだった。

チーム全体が、守備アクション(互いのイメージング)を、有機的に「シンクロ」させ、素晴らしく組織的なボール奪取プロセス(守備)を魅せたんだ。

そして、ガーナ戦同様に、「世界」に対して、存分に抗していける「強さ」を、際立たせた。

その、「強さ」を支えた絶対的バックボーンこそが・・

そう、個々のアクションが、一つの生き物のように「シンクロ」しつづける、プレッシングベースの組織ボール奪取プロセス(守備)だったっちゅうことサ。

このコラムで、そのテーマを中心に据えようと思ったのは、何といっても・・

そう、前田大然の、スーパーダイナミックな、チェイス&チェック(寄せ)と、突出したダイナミズムの局面デュエル。

それが、あまりにも強烈だったから、自然と、そんな、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)が、アタマを占拠していたっちゅう次第。

素早い攻守の切り替え(トランジション)、瞬間的にブチかますチェイス&チェック(寄せ)、そのアクションに、ものすごく忠実&クリエイティブに「連動」しつづける、次、その次のプレッシング。

もちろん、マーキング&カバーリング等、ボールがないところでのアクションの量と質も、素晴らしい。

そして最後に目立っていたのが、最終ラインがブチかましつづけた、とてもクリエイティブ(創造的)な、最後の半歩というファクター。

そう、相手の仕掛けに対する、創造的で、正確な「読み」だよね。

あっと試合・・

そんな抜群のボール奪取プロセス(守備)を魅せつづけ、イニシアチブを握りつづけた森保一ジャパンだったけれど・・

そう、後半になって、ボリビアの、優れたポゼッション能力に、「後追い」になるシーンが増えた。

それは、言わずもがな、なんだけれど・・

ボール奪取プロセス(守備)での熱量(チェイス&チェックと強力プレッシングカバーリング)が、徐々にダウンしはじめていたという事実。

でも、そんなタイミングで(後半22分あたり)、森保一の「勝負感性」が、光り輝くんだ。

そう、彼は、上田綺世、中村敬斗、町野修斗を、一挙にグラウンドに送り込んだんだよ。

まさに、スーパーな采配ではあった。

そして、日本代表のボール奪取プロセス(守備)の熱量が、蘇っていった。

そこまで、ボリビアは、かなりイニシアチブを握っていた。

だから彼らは、その選手交代によって、森保一ジャパンの「意識と意志と意地パワー」が、何倍にも増幅したことに、面食らっていたに違いない。

そうなんだよ・・

まさに「変化に富んだ生き物」とも形容できるサッカーゲームでは・・

常に、どんな変化にも、柔軟に対応できるだけの「イメージ資産」こそが、勝者メンタリティーの絶対バックボーンなんだ。

わたしは、このゲームの流れの「変容」を観ながら、すぐに「E-1決勝」のことを思いだしていた。

そう、ボリビアは、「E-1決勝」の韓国と同様に、面食らい、そんな「ゲームの流れの変化」に、ついていけなかった。

そして町野修斗の、追加ゴールを食らってしまったというわけだ。

まあ、確かに・・

上田綺世の、スピアヘッドとしての抜群クオリティーのプレーは素晴らしかったし・・

その上田綺世から、ラストクロスをもらった中村敬斗が魅せた、抜群に「美しい」3点目もあった。

その「美しさ」には、もう、鳥肌が立ったっけね。

あっと・・

ということで、南米の雄の一角、ボリビアまで、スリーゴール&ゼロ封してしまった森保一ジャパン。

もちろん、これからのW杯本大会までの期間において、チーム力(フォーム)を最高レベルへと引き上げていくプロセスでは・・

選手選考、戦術的な調整、心理マネージメント等など・・

さまざまな紆余曲折が控えているはず。

でも、森保一をサポートする、優れた協力者(レジェンド・コーチ連中ね)も含めて、彼らの協力作業が、素晴らしいハーモニーを奏でるシーンが、クリアに、アタマに浮かぶよ。

さまざまな、チーム内での(表面的には)ネガティブに見えるストラグルだって、彼らならば、その現象を、常にポジティブに変容させ、前向きに活用しちゃうに違いない。

期待が、大きく膨らんでいく。

そう、ワールドチャンピオンを夢見てネ。

わたしは、「なでしこ」がワールドチャンピオンになったゲームを、フランクフルトで、直に観た。

もちろん、その大会は、最初から最後まで、見届け、レポートしつづけた。

そのコラムシリーズについては、「ここ」から拾ってくださいネ。

とにかく、その感動が、強く、強く、思い出に残っている。

だから森保一ジャパンには、そんな感動を、もう一度・・

なんてね・・

あっ、スミマセンでした。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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