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2025_ACLEの7・・世界(アジア)に対し、日本サッカーの「奥深さ」を、素敵にプロモートしてくれた吉田孝行ヴィッセルに対し、称賛と感謝の拍手をおくります・・(上海申花vsヴィッセル、0-2 )・・(2025年11月26日、水曜日)
すごかったネ〜、上海申花の外国人プレイヤーたち・・
とにかく、個人能力(才能レベル)が、高い。
そのなかの何人かは、名前を聞いたコトはある。
えっ、あの選手が、いま中国・・!?
そして思った。
・・パワーや高さにしても、テクニックやスピードにしても、たしかに魅力満載のプレイヤーたち・・
・・それにしても・・
・・彼らにしたら、まさに「都落ち」の状況じゃないか・・
・・そういえば、たしかに、上海申花の何人かの外国人選手については、知り合いのプロコーチから、こんなハナシを効いた事がある・・
・・その彼曰く・・
・・たしかに、個のチカラは十分だし、(当時の)ヨーロッパ本場クラブ関係者も、最初の頃は、大いに期待していたようだったけれど・・
・・結局は、攻守ハードワークをサボるような、ネガティブなプレー姿勢が、決定的な要因になって、挙げ句の果てが、都落ち・・
・・ヤツらを効果的に使いこなせるのは、個のドリブル勝負を一点突破のツールとして重宝するような「戦術発想」のチームだけだね・・
そんな、ヨーロッパ知り合いのハナシを聞いて、「ナルホド・・」って納得したモノさ。
とにかく、特にプレミアには、世界中から、個の才能が集積してくるんだよ。
だから、淘汰されるプレイヤーも、多い。
そして、その淘汰のバックボーンのほとんどが・・
攻守ハードワークに本腰を入れられない、チームメイトからすれば、「まったく信用できず、心を許せないヤツら・・」というコトになってしまう。
そんな知り合いのハナシを思いだしながら、ゲームの推移を観察していたっちゅうわけだ。
そして、思った・・
ナルホド〜・・
コイツ等が負うべき攻守ハードワーク・・
それを「カバー」しなきゃいけないチームメイトたちは、大変だし、不満もつのるだろうな。
・・たしかにヤツらは、自分たち(地元中国人選手)には難しい個の勝負をブチかませる・・
・・それでも、そんな「単発プレー」に期待していたら、結局、サッカー内容が上向かない・・
・・たしかに、勝てるゲームがあるかもしれないけれど、それでも、「そんな単発サッカー」からは、決して、世界レベルのハイクラス組織サッカーなど、望むべくもない・・
・・まあ、そういうコトなんだろうね。
ということで、このゲームでもヴィッセル選手たちは、臨機応変に・・
上海申花の「個の能力」は、しっかりとレスペクトし、効果的に対応しつづけていた。
特に、上海申花外国人選手のスピードやパワーに慣れてきた後半は・・
後方からの一発ロングパスも含め、より、効果的、効率的に、単発の仕掛けを抑え切れていた。
そして吉田孝行ヴィッセルは、徐々に、自分たちの持ち味である、組織サッカーの「勢いと熱量」をアップさせていくんだ。
活発で効果的な人とボールの動き、そしてその優れたリズム・マネージメント。
それだけじゃなく、ドリブル突破やタメといった、個の仕掛けプレーを、しっかりと「組織的」にリンクさせられるようになる。
そう、吉田孝行ヴィッセルは、ゲームのなかで、しっかりと進化&深化していたんだよ。
だからこそ、組織プレーと個の勝負プレーが、とても素敵なハーモニーを奏で、効果的なシナジーを生み出していったんだ。
とにかく・・
世界(アジア)に対し、日本サッカーの「奥深さ」を、素敵にプロモートしてくれた吉田孝行ヴィッセルに対し、称賛と感謝の拍手をおくります。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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