トピックス
- 2022_J2_
(変則)31節・・城福浩ヴェルディは、ホントに、よく勝った・・でも、その結果に至るまでには、とてもネガティブなゲーム展開があった・・また、秋葉忠
宏ホーリーホックのチャレンジングサッカーに、敬意を込めた拍手を・・(水戸vsヴェルディ、1-2)・・(2022年9月21日、水曜日)
- あ〜あっ、フラストレーションで、アタマが変になりそう・・
何なんだ、このダゾン中継は。
まさに、半径20メートルのカメラワーク・・
だから、ボールがないところでの攻守ドラマが、まったく観られない。
たとえば、決定的なクロス勝負シーン・・
そこでこそ、ズーミングを「引く」ことで、ゴール前の、ギリギリの(攻守の!)勝負ドラマを追いかけなきゃいけないでしょ。
でもカメラは、信じられないコトに、クロスを入れるボールホルダーをズーアップしちゃう。
それじゃ、ゴール前に入り込んでくるフィニッシャーの動き(意図)なんか、まったく視野の外。
ことほど左様に、「ボールまわり」のアクション「しか」追いかけないカメラマン氏なんだよ。
まあ、中継クルーの「意識と意志」が、このカメラワークに、込められているんだろうけれど・・
そして、ボールの動きに合わせて、カメラをぶん回すっちゅうわけだ。
フ〜〜ッ・・
でも、私のフラストレーションの背景は、ダゾンのカメラワークだけじゃなかったんだよ。
そう、先発メンバーをかなり入れ替えたヴェルディのサッカーが、まったくの「別物」になっちゃったというグラウンド上の現象。
もちろん、優秀なプロコーチ、秋葉忠宏に鍛えられた水戸だから・・
彼らがブチかます、積極的&攻撃的なプレッシングサッカーが、とても効果的に機能していたっちゅう事実もあるけれど、それにしても・・
そう、ヴェルディが、まったくといっていいほど、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を組み立てられないんだ。
それは、昔のイメージじゃ、「弱いチーム」が、必死に守り、奪い返したボールを、これまた必死に、前へ運ぼうとする・・ってな感じ。
そんなヴェルディからは、いつもの、人とボールの動き(そして軽快なリズム!)が、まったく感じられなかったんだ。
そして、足許パスを、水戸の、効果的なボール奪取プロセス(守備)に簡単に潰されまくる。
まあ、とはいっても・・
そう、後半になって、佐藤凌我、奈良輪雄太、加藤連、そして森田晃樹が登場してからは、ガラリとサッカーが変身しちゃう。
そんなゲーム展開の変化を観ながら・・
・・たしかに、個の才能によってサッカーの内容が変わるのは、当たり前だよな・・
・・でも、その変身のバックボーンには、「個の才能」に対する信頼が、自分のプレー内容も活性化するという、心理・精神的なポジティブ影響もある・・
・・そう、前半は鳴かず飛ばずだったスターティングメンバーが、この選手交代によって、プレーのダイナミズムが、急激にアップしたよね・・
そして「それ」が、あの素晴らしい決勝ゴールになつがった。
さて、ということで・・
優秀なプロコーチ、秋葉忠宏に率いられ、攻守にわたって、とてもダイナミックで魅力的なサッカーを展開する、水戸ホーリーホック。
秋葉忠宏「も」また、とても良い仕事をしている。
この「仕事」の内実は、「純粋なチャレンジ」とも言い換えられそうだね。
内容からすれば、とても悔しい結果を甘受するという現実と対峙しなければならなくなった水戸。
だからこそ、彼らが展開した、積極的&攻撃的サッカーに対しても、称賛の拍手をおくるわけさ。
それは、着実に、日本サッカーの発展に「貢献」するモノだから・・ね。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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