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2022_J2_ 第20節・・ヴェルディは、順調に、良くなっている・・そう、究極の「主体性プレー」を絶対ベースにする、美しい質実剛健サッカー・・それが、より明確に 観られるようになっている・・だからこそ希望をもてる・・(横浜FCvsヴェルディ、1-1)・・(2022年6月5日、日曜日)

・・そこで、寄っていくのかヨ〜〜っ!?・・

またまた、ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)が、寄り過ぎなんだ。

もちろん、全体的には、良くなってはいるけれど、まだまだ、このレベルの低次元カメラワークも散見されるっちゅうわけだ。

何せ・・

中盤でボールを持った選手が、スペースをつなぐように、前線の状況を確かめながらドリブルで上がっていく状況。

それってサ・・

最前線での、パスレシーバーと相手マーカーによる「攻守イメージング」のせめぎ合いが火花を散らすシチュエーションだよね。

でも、ダゾンのカメラは・・

そう、そんなときでも、変に「寄って」しまう。

そして結局は、半径15メートルってな狭い領域「しか」カバーしない。

また冒頭の「ののしり」シチュエーションだけれど・・

そこでは、中盤でパスを受けた選手に、何も考えずに(!?)、カメラが寄っていったんだよ。

それって・・

そう、「そこ」から、血湧き肉躍る、ボールがないところでの勝負シーンが始まるはずだったんだ。

とにかく、今日「も」、強烈なフラストレーションを溜めながらの観戦になったっちゅうコトが言いたかった。

それにしても、今日は、ちょっとヒドイかった。

まあ、ダゾンカメラワーク(ズーミングワーク)のいくつかについては(もちろん全体的には良い傾向にはあるとしても・・ネ)、そのうち、歴史的な「審判」が下るはずだよ。

そう、サッカーの進歩に逆行するテレビ中継だったってね。

勝負は、ボールがないところで決まるんだよ。

その根源メカニズムを、テレビを通じて「プロモート」できないのでは、サッカーの(また観る方々の!)進化&深化に、十分に貢献できていないっっちゅうコトになってしまう。

フ〜〜ッ・・

まあ、仕方ない。

確認のために繰り返すけれど・・

ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)は、全体として、良い傾向にあるんだよ。

そう、全体としては・・ネ。

だから、たまに、この低レベルのカメラワーク(ズーミングワーク)にぶち当たったときには、怒り心頭に発してしまう。

スミマセン・・ね。

ということで、試合・・

ヴェルディは、強い、横浜FCに対して、最後まで、しっかりと食らいついていった。

「意識と意志とイメージング」という視点では、まあ、立派な闘いだったと評価できると思う。

また・・

最終勝負シーンでの、究極のマーキングやカバーリング、はたまた、相手の決定的シュートや決定的クロスをブロックする「最後の半歩」も、しっかりと伸ばし切れていた。

まあ、「あの」同点ゴールのシーンは、除いてね。

また、ヴェルディの、スペース攻略プロセス(攻撃)だけれど・・

相手が、強い横浜FCということで、そんなに効果的には、仕掛けプロセスを成就させられない。

要は、まだまだ、スペース攻略プロセス(仕掛け)に掛ける人数が、十分ではないんだ。

だから、人とボールは動かせたとしても、相手ディフェンスブロックを「振り回す」ような、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションは、魅せられず仕舞いだった。

もちろん何度かは、そんな、素早く効果的な人とボールの動きは、演出できたけれど・・ね。

ということで、今シーズンの「残り」を闘うヴェルディ・・

サッカーの内容は、着実に、良くなっている。

そう、美しい質実剛健サッカーを志向してね。

たしかに、これまでは、失点が、あまりにも多すぎたし、このゲームでも、セットプレーから、危ないシーンを創られた。

だからこそ彼らには、「最後の半歩」というキーワードを、もっと、もっと、深く理解して欲しい。

最後は、一人ひとりの「意識と意志とイメージング」しか、ないんだよ。

そう・・

攻守にわたって、自分自身で、しっかりと「仕事」を探しまくれなきゃ、大いなる目標へ近づくことなんて、できない相談なんだ。

攻守にわたる、究極の「主体性プレー」を絶対ベースにする、美しい質実剛健サッカー・・

選手諸君には、もっと、もっと強い意識と意志をもって、自分主体で(!)サッカーに取り組んでもらいたいって思う。

そう、自分自身が、とことん、サッカーを愉しみ尽くせるようになるために「も」ね。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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