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- 2022_J2_第12節・・攻守にわたるギリギリの主体性プレー・・いまのヴェルディには、「それ」に対する自覚が求められる・・そう、自分自身との闘い・・(ヴァンフォーレvsヴェルディ、2-0)・・(2022年4月27日、水曜日)
- まあ・・
堀孝史の不在が、大きいというコトなんだろうね・・
ところで・・
このところ、わたしは、「忠実さ」というテーマに入り込んでいる。
もちろん、「気づき」とか「イメージングの内実」といったテーマに通じるよ。
この「気づき」というテーマについては、「The Core Column」も、ご参照あれ。
言いたかったコトは・・
そう、自分たちが志向するチーム戦術によって「湧きだして」くる、攻守イメージングを限界まで「遂行」していくコトに、忠実ということ。
攻守にわたる、積極的&攻撃的な、主体性プレー・・
この試合でヴェルディが魅せたサッカーは、全体的には、悪い「流れ」ではなかった・・と思う。
ボール奪取プロセス(守備)にしても、スペース攻略プロセス(攻撃)にしても。
でも・・
そうなんだよ。
攻守にわたる決定的シーンで、しっかりと攻守ハードワークとリスクチャレンジのチャンスを、主体的に「探す」という姿勢が、まだまだ足りない。
対するヴァンフォーレ甲府は、攻守にわたる、「小さなトコロ」への「こだわり」が素晴らしい。
パスは出てこないだろう・・
そんな、自分勝手な予測がされるシーンでも、マークしている相手が、フリーランニングを仕掛けたら、決して、フリーで行かせない。
また攻撃でも、パス&ムーブは言うに及ばず、その流れに乗って、多くのシーンで、3人目、4人目「も」動きつづけている。
もちろん、そのほとんどは、ヴェルディの「クリエイティブ守備」によって、抑えられちゃう。
でも、たまに、ホントにたまに、フリーに走った味方に、パスが通っちゃうコトがある。
そして、素晴らしい、スペース攻略が成り立っちゃう。
もちろん、そのほとんどは、ゴールにつながらないけど・・さ。
でも、それが、称賛に値する、価値ある「クリエイティブなムダ走り」であることは確かな事実。
そして・・
そんな、小さなコトの「積み重ね」が、個の能力レベルとは関係なく、ヴァンフォーレ甲府の、いまのランキングの絶対ベースにあるって思うわけさ。
サスガに、プロコーチ、吉田達磨。
サッカーの、もっとも重要な「機微」を押さえているじゃないか。
サッカーコーチにとって、もっとも重要、かつ難しい作業・・
それは、何といっても、高尚なイメージングを創り出させ、主体的に、そして限界まで、ソレを実践する「意識と意志」を高揚させることなんだ。
その意味で、同僚として、吉田達磨への称賛の拍手をおくります。
さてヴェルディ・・
前述したように、悪くはなかった、でも限界まで「闘って」いなかった。
ここでいう「闘い」とは、まあ、自分自身のなかにある「弱さ」との対峙だよね。
要は、自分自身のなかで、集中力がダウンすることで、「まあ・・ダイジョウブ」ってなイージーな心理に負けないこと・・。
そう、攻守にわたる、ギリギリの攻防を、常にイメージングでき、それに対して、全精力でアクションできているのか・・というテーマ。
でも、ヴェルディは・・
(例によって!?)負けている状況で、「やっと」覚醒するってな体たらく。
もちろん、覚醒したら・・
攻守にわたるギリギリのハードワークを基盤に、チーム全体が「躍動する」・・ってなギリギリの主体性プレーに変身するさ。
でも、ソコまでの道程が、長すぎる。
底力あるヴェルディが、「この」ヴァンフォーレ甲府のような「忠実マインド」でサッカーに取り組んだら、決して、負けない。
わたしは、そう、確信している。
ということで・・
またまた、とても落胆しながら、このコラムをアップする筆者なのだ。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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