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2022_J2_第10節・・こんな悔しい敗戦を、2試合もつづけて体感させられるとは・・でも、まあ、それもサッカーだから・・また、バスケス・バイロンへの苦言も・・(山口vsヴェルディ、3-1)・・(2022年4月17日、日曜日)

最悪・・

ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)のことだよ。

その立ち上がりの内容は、最悪にち近かったかも。

とにかく、観たいところが、まったく、観られない。

観られるのは、選手の顔と、ボールコントロールや局面デュエル等ばかり。

それも・・

最終勝負に近づいていく状況で「も」、ピッチの勝負ゾーン全体をカバーしない。

ホントに、アタマにきていた。

カメラマン氏、ディレクター氏は、いったい、どんな「評価基準」で、画面構成を考えているんだろう。

選手の「顔」が、ある程度ハッキリと観られる感じの「ズーミング」!?

ホントに、「フザケルナよ〜〜っ!!」って叫びたい気分だった。

でも、たしかに・・

時間の経過とともに、徐々に、ズームを「引き気味」にコントロールするようには、なったけれど・・。

まあ、それでも最後まで・・

「ボールがないところ」での攻守せめぎ合いを、クリアに確認できるわけじゃなかったけれど・・さ。

とにかく・・

前半の立ち上がりのような最悪カメラワークじゃ、観戦の意欲さえ失ってしまう。

そのコトが言いたかった。

まあ、仕方ない・・

ということで、ゲーム・・

さまざまな視点で、こんな悔しい敗戦を、2試合もつづけて体感させられるとは・・

たしかに山口も、ボール奪取プロセス(守備)では、忠実&ダイナミックなプレーを展開した。

でも、次のスペース攻略プロセス(攻撃)で、ヴェルデが魅せる量と質とは、明らかな「差」があった。

局面デュエルでのスキル、周りの状況のイメージング、そしてもっとも大事な、人とボールの動きの量と質・・等など。

それらのファクターで、ヴェルディの方が、一クラス上なんだ。

もちろん、新井瑞希に代表される「個の勝負の質」という視点も含めてネ。

そんなヴェルディの本領が発揮されたのは、山口に2点リードされてからだったかな・・。

そう、「意識と意志のレベル」が何倍にもアップしたことで、(前節同様に!?)やっと、全体的な「動きのダイナミズム」が、全開になったんだ。

とはいっても・・

それまでのサッカーの「流れ」が、とても悪かったというワケじゃなかった。

そう、攻守のバランスという視点で・・ね。

それでも・・

この、最後の時間帯でブチかました、レベルを超えた、スペース攻略プロセス(攻撃)のダイナミズムを、バランスを執りながらも(!)もっと多くの時間帯で観たい・・とも思った。

もちろん、これまでどおり、しっかりとボール奪取プロセス(守備)を機能させつづけるなかで・・ね。

あっと、その、ヴェルディが魅せる確かなボール奪取プロセス(守備)だけれど・・

その内実は、たしかに、リーグのトップレベルだと思う。

そして、それこそが、ヴェルディの高質サッカーの絶対ベースっちゅうわけだ。

素早い攻守の切り替え(トランジション!?)、間髪入れないチェイス&チェック、忠実なマーキング&カバーリング、効果的な協力プレスへの集散、最終勝負シーンでの「最後の半歩」等など・・

そんな、ボール奪取プロセスの実効レベルを左右するファクター全般で、ヴェルディ選手たち高い「意識と意志」を感じる。

そして、それこそが、いまのリーグ成績の絶対バックボーンだと思う。

堀孝史は、ホントに良い仕事をしている・・って感じる。

でも、そこはサッカーだから・・

こんな悔しい敗戦も、享受しなきゃいけない。

とにかく・・

いま堀孝史ヴェルディが進んでいるベクトルは、完璧に、正しい。

そのことだけは、結果にかかわらず、チーム全体で、心からシェアして欲しいね。

最後に・・

この試合でもアシストを決めた、バスケス・バイロン。

とても高い能力(天賦の才)を有している。

そのコトは、これまでに途中交代でプレーしたいくつかのゲームで体感できていた。

でも・・

そう、このゲームで初めて先発に入ったわけだけれど、そこでのプレー内容は、まったく、納得できるモノじゃなかった。

もちろん、彼が秘める、天賦の才からすれば・・ね。

彼は・・

サイドゾーンに「張り付き」ながら、味方からのパスを「受け身に待つ」のではなく・・

もっと、もっと積極的に動き回って、パスを要求する・・

そして、ボールをもったら、「自分が仕掛けイメージを創る!」ような覚悟で、仕掛けていく・・

そんな、積極的&攻撃的なプレー姿勢(高い意識と意志!!)をブチかまさなきゃ、いけない。

パスを「待って」いるバスケス・バイロンだから、厳しいマークをブチかます相手に狙われる。

だから、仕掛けプロセスへ、良いカタチで入っていけないし、チームに貢献できるような優れた仕事ができない。

不満だ。

もちろん、彼が秘める、天賦の才からすれば・・ね。

とにかく、もっと、もっと、積極的&攻撃的に、覚悟をもってプレーしろ!!!

彼には、そう、言いたい。

期待しているぜ・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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