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2021_日本代表(WM最終予選)・・とにかく、この、「際ビジネスの極致」とも言える(さまざまな意味を内包する!)学習機会を、冷や汗をかきながら、とことん楽しむしかない・・(オマーンvs日本、0-1)・・(2021年11月16日、火曜日)

フ〜〜〜・・

また、1点差の勝利かよ・・

ということで・・

読者の皆さんと同様に、またまた、アジア最終予選の、レベルを超えた「厳しさ」を体感させられていた筆者なのだ。

その、厳しさ・・

もちろん、心理・精神的な部分(プレッシャー)は、想像を超えて、大きい。

だからこそ、この闘いを勝ち抜くために(勇気をもって自分自身を解放するために!)、意識と意志とイメージングの内実が問われるというわけだ。

そして、だからこそ、ものすごく貴重な「学習機会」でもあるわけさ。

そう、森保一ジャパン、全員にとっての・・ね。

あっと・・

このゲームには、特徴的な「戦術テーマ的な厳しさ」も内包されていたから、そのポイントも、ピックしましょうか。

それは・・

オマーンが、忠実に機能させつづけた、「堅牢なブロック守備」というテーマ。

森保一ジャパンは、うまく崩せない(スペースを攻略できない!)。

オマーンは、局面デュエルに持ち込めば、パワーでも、スピードでも、またスキルでも、無類の強さで、決して負けない。

そんな彼らのブロック守備を崩していくためには・・

ダゾン解説の岡田武史も言っていたように、「小さなエリア」で、人数をかけた「組織的」な仕掛けをブチかまさなきゃいけない。

そう、ワンツーを積み重ねる、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション。

それがうまく機能すれば、着実にスペース攻略へ近づいていける。

そして、ソコまでいけば、サイドからの個のドリブル勝負だって、より有利なカタチで仕掛けていける。

そうそう・・

その、個のドリブル勝負だけれど・・

伊東純也も、ダゾン試合後インタビューで言っていたように・・

オマーンは(経験豊富なクロアチアのプロコーチ、ブランコ・イヴァンコヴィッチは!)、伊東純也のスピード突破を、人数をかけて「抑えに」きたっけね。

ということで、この試合での伊東純也は、そのスピード突破が、完璧に「潰され」つづける等、まったくと言っていいほど持ち味を発揮できず仕舞いだった。

というか、突破ドリブルのチャンスを掴むことさえ難しかったんだ。

まあ、今日のゲームは、彼にとっても、とても貴重な体感だったに違いない。

そう、そんな状況で、「自分の良さを発揮するためには、どのようにすべきなのか・・?」というテーマと「格闘」するために・・ね。

まあ、ダゾン解説の岡田武史も言っていたように・・

「まず」、彼も参加するカタチで、人とボールを動かしながらスペースを攻略し、「そこ」から、「再び」ドリブル勝負をブチかましていく・・とかね。

フロンターレ鬼木達のキーワード、「出して、走る・・出して、動く・・」ね。

そんなイメージで、人とボールの動きを「活性化」していけば、「あの」強烈に堅牢なオマーンのブロック守備でも、かならず、バランスが崩れてくるモノなんだ。

あっと・・

後半のアタマから登場した三笘薫がブチかました、変幻自在の(タテへ抜け出す!)勝負ドリブルというテーマもあった。

ダゾン解説の佐藤寿人や岡田武史が言っていたように、彼のタテへのドリブル突破が、どんなに、森保一ジャパンに「勇気」を与えたことか・・

後半の立ち上がりにブチかました、三笘薫の突破ドリブル・・

そこには、チームの意識と意志の高揚などなど、さまざまな心理的コノテーション(言外に含蓄される意味)が内包されていたんだ。

だからこそ、そこから、人とボールの動きが、明らかに活性化したっちゅうわけだ。

やっぱり、不確実なファクターが満載のサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」とも呼べるスポーツなんだよ。

さて、森保一ジャパン・・

ここまで、波瀾万丈の「学習機会」を経て、見事に、生き延びた。

とはいっても、厳しい、アジア最終予選は、つづく。

皆さんも、わたし同様、この「際ビジネスの極致」とも言える機会を、冷や汗をかきながら、とことん、楽しみましょうね。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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