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2019_J2_第20節・・ホワイト・ヴェルディは、良い感じで進化しはじめているかもしれない・・(岐阜vsヴェルディ、1-2)・・(2019年7月1日、月曜日)

わたし・・

ヴェルディの試合は、追いかけていますよ。

何を見ている(感じている)かって!?

そりゃ、攻守にわたる、ボールがないところでの「仕事の量と質」。

そこにこそ、選手たちの「闘う意志の内実」が如実に表現されているわけだから・・。

その視点で・・

いまのヴェルディは、先日の、「立ち上がり気抜けサッカー」は別にして、まあ、悪くない。

もちろん、さまざまな戦術的イシューは山積だけれど、「良くなっているコト」こそが、いまの時点で、もっとも重要な評価ファクターだと思うわけさ。

何か・・

ホワイト監督が志向するサッカーイメージ(彼のベーシックな人生哲学の内実も含めて!?)も、徐々に、ポジティブに変容(!?)していたりして・・

もしかしたら・・

日本という、とても特長のある社会文化(生活の仕方)も、そのバックボーンにある・・!?

誠実で謙虚、思いやりのある雰囲気が、「自由、平等(民主主義)、友愛という、社会秩序の絶対ベースのなかで、常に育まれている社会性・・

そう、優れた「民度」。

以前・・

ソ連という、共産主義の国のサッカーが、典型的な「ステレオタイプ」って揶揄されていた。

そう、「何らかの独善的な権威に絶対服従・・」ってな、窮屈な雰囲気・・

それが・・

自ら考えて決断し、勇気をもってリスクにもチャレンジしていく主体的な(自由な!)雰囲気の発展こそが絶対ベースという、不確実な要素が満載だからこそ、最後は自由にプレーせざるを得ないサッカーの基本メカニズムのなかで・・

「解放」されるべき「心理環境」が規制され、阻害されていった!?

あっと・・

またまたディスカッションが右往左往・・

ここじゃ、ヴェルディのサッカーが、まだ多くの課題をかかえてはいるものの、しっかりと、自分たち主体で考え、決断し、勇気をもってリスクへチャレンジしていくという、積極的プレー姿勢がメインテーマだった。

そう、それが、「進化の内実は悪くない・・」と書いたことの絶対ベースだったんだ。

強い甲府や大宮に対して、持てるチカラの限界までしぼり出し、結果まで、自分たち主体で引き寄せた。

また、チカラが劣る相手(岐阜!?)に対しても、しっかりと勝ち切った。

もちろん、日本的な優れた「民度」が前面に押し出され過ぎたら、マリーシアも含めた局面デュエルに勝ち切れるはずがない。

そんな、プロ社会で成功するための、優れた社会性と、強烈な自己主張の「高みのバランス」というテーマについては、かなり以前に「The Core Column」で発表した、「二面性パーソナリティー」というコラムも、ご参照あれ。

とにかく、いまのホワイト・ヴェルディが、「良い感じで進化しはじめているかもしれない・・」というコトが言いたかった。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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