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2025_J1_(変則)第14節・・リカルド柏レイソルの完勝・・それにしてもマリノス・・「サイコロジカル」という視点で、しっかりと闘えていないのは、たしかな事実だろうね・・(マリノスvsレイソル、0-2)・・(2025年5月14日、水曜日)
リカルド・ロドリゲス・・
サスガだね〜・・
とにかく選手たちが、例外なく、攻守ハードワークを、探しまくっている。
そう、ホンモノの主体性プレー。
特に、ボール奪取プロセス(守備)において、もっとも重要ファクターである、チェイス&チェック(寄せ)が、忠実でダイナミック。
単なる印象だけれど、その仕事量は、マリノスの倍!?
まあ、そんなコトはないだろうけれど・・
とにかく、ボール奪取プロセス(守備)におけるチェイス&チェック(寄せ)の、ダイナミズム(闘う意志)が、ハンパないんだよ。
その勢いは、後半ロスタイムになっても、大きく(!?)減退する雰囲気は、なかった。
そこが、すごい。
もちろん・・
そんな展開だから、レイソルが、イニシアチブを掌握するのも、自然な成り行き。
そして、そんなゲーム展開が、最後の最後までつづいちゃうんだ。
いや、対するマリノスも・・
後半の押し詰まった時間帯では、やっとボール奪取プロセス(守備)の勢いが高揚したことで、イニシアチブを掌握し、何度か、ゴール機会も創りだしたっけ。
でも結局は・・
マリノスの、ホンモノの復活は、いつになるんだろ〜〜・・
そんなゲームを観ながら、つくづく、そんなコトに思いを馳せたモノさ。
ところで・・
レイソルの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の実効レベルと、実際のゴール機会。
前半では・・
前からプレスを仕掛けるレイソルが、マリノスの自滅ミスを誘発し、二度、三度と、完璧なゴール機会を創りだしちゃう。
でもレイソルは、そんなゴール機会を、リードにつなげない。
そんなトコロにも、レイソルの強さが、まだまだ「ホンモノの勝者メンタリティーの域」までは、至っていないっちゅうことか。
逆に後半の押し詰まった時間帯では、マリノスが、イニシアチブを握るシーンもあった。
でもレイソルは、そんな煮え切らない雰囲気のなかでも、しっかりとゴールを決めた。
それは、リカルド柏レイソルの、ホンモノの強さの証明だった!?
いや、というか、この試合では・・
マリノスの不調の方が、目立つといった方が、正しい評価かも。
とにかく、マリノスが、「数字的にも」完璧に、レイソルの後塵を拝していたという厳然たる事実があるんだよ。
そんな「事実」のバックボーンは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)の内実にあり。
たとえば、最前線の、チェイス&チェック(寄せ)の内実。
マリノスは、その視点での、レイソルとの「実効アクションの明確な差」については、まったく言い訳できない。
あのように、レイソルの後方から、フリーでタテパスを通させちゃうなんて・・ネ。
とにかく、マリノス・・
選手たちが秘める「実力」の、単純総計という視点じゃ、リーグでもトップクラスであるコトは、誰も否定しないでしょ。
あっと、その「実力」だけれど・・
フィジカル&テクニカル&タクティカルという視点でね。
でも、「サイコロジカル」という視点じゃ・・
誰が観ても、しっかりと「闘えていない」っちゅう結論になるに違いありませんよ。
それって、「意志」の問題だからね。
まあ、その視点でも、マリノスの復活を、願わずには、いられない筆者なのであ〜る。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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