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2024_U23アジアカップ・・残念だった・・以上・・(日本vs韓国、 0-1)・・(2024年4月22日、月曜日)

最高テンションの勝負マッチではあった。

ただ、勝負の神様は、韓国に、微笑んだ。

フ〜〜ッ・・

もちろん、両者ともに、ボール奪取プロセス(守備)には、極限の集中力で臨んだ。

ただ、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、大岩剛ジャパンに、一日の長ありと感じた。

その仕掛け・・

韓国のボール奪取プロセス(守備)が、とても忠実でハードだし、その後のカウンターが鋭いこともあって、特に前半の日本代表は、注意ぶか「過ぎた」って感じた。

「組織プレー」では、タテへの勝負パスや、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションが、足りなかったし、個のドリブル勝負にしても、チト自重気味にすぎた。

特に、藤尾翔太。

後半、一点を追いかける状況になって、やっと、解放された。

そう、「エイヤッ!!」のドリブル勝負が、光り輝きはじめたんだ。

だからこそ、「そこ」から、何度も、チャンスが生み出された。

そうなんだよ・・

仕掛けプロセスでは、何といっても、意識と意志パワーあふれる「勇気」こそが、KFSなんだ。

KFS = Key Factor for Success

勇気って、何だろう。

「何か」を恐れることなく、目的を達成するために、積極的&攻撃的に立ち向かっていく姿勢!?

さて〜〜・・

とにかく、「恐れることなく、フッ切れた心境で・・」というのがキーワードなんだろうね。

だから・・

そう、一点を追いかける状況では、失うモノなど何もないという「フッ切れた心境」で、フルパワーのプレーをブチかましていける。

でも逆に、失うモノがある状況じゃ、そこまでフッ切れるのは難しい。

そう、少し揺動した、藤尾翔太のパフォーマンス!?

何か・・

つまらないテーマへ、寄り道しているような・・

とにかく、残念な結果だったというテーマに集中すべきだった!?

まあ、いいや・・

ということで・・

次の準々決勝では、ホストカントリーの、カタールと対峙する。

簡単な相手じゃない。

負けたら、そこで、パリへの道が断たれるという、ギリギリの闘い。

そこでは、安定した落ち着きと、フッ切れた(爆発的な!!)仕掛けのバランスを、高みで安定させるコトが、最重要テーマになる。

安定した落ち着き・・

そこでは、決して、ミスをしたくないという、後ろ向きの「逃げ心理」になっては、いけない。

そう、安定し、落ち着いた、勇気ある、積極的&攻撃的な、主体性プレーが、求められるんだ。

そして、それがあるからこそ、チャンを見計らった「爆発」を、普段の何倍にも増幅させられる。

わたしは、大岩剛ジャパンを、信じている。

彼らならば、必ず「やって」くれるはず。

期待しましょう。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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