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2024_南野拓実の1・・彼の、最前線での「価値」に、スボットライトを当ててみました・・(2024年12月23日、月曜日)

やっぱり、最前線のハードワーカー・・

そんな「形容」が、南野拓実には、ふさわしい。

そんなプレーヤーマインドこそが、日本代表、森保一にとって、まさに理想的なんだろうね。

その攻守ハードワークは、まさに、意識と意志ポテンシャルの象徴であり、それは、最高レベルの「主体性プレイヤー」ってな形容に、行き着く。

もちろん・・

そう、南野拓実にしても、ゲームの重要性、相手のレベル、多様な「そのときのゲーム戦術」などによって、実際のプレー内容は、硬軟入り乱れる。

たとえば、様子見だけれど・・

そこでは、次、その次のゲーム展開が、よく「見えている」からこそ、足を止め、状況判断(次の展開へのイメージング)にアタマをめぐらせ、次の「爆発」に備えるっちゅうわけだ。

そんな、クリエイティブな「主体性プレー」だけれど・・

その真骨頂は、やっぱり、「使われるプレー」に表現されるのかもしれない。

もちろん、攻守にわたってネ。

ボール奪取プロセス(守備)では、チェイス&チェック(寄せ)は、もちろんのこと・・

味方のチェイス&チェック(寄せ)の「内容」に合わせ・・

ドンピシャの「イメージング(予想)」で、ツボにはまった、ボールがないところでの守備アクション(カバーリングや協力プレス等)を、爆発的にブチかます。

とにかく、彼が、忠実に、そして「高い熱量」をもって繰り出しつづける、最前線での守備ハードワークが、いかに、「周り」にとって、大きな価値を秘めていることか。

またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても・・

たしかに彼は、自分一人で決定的な「仕事」をパフォームするような、派手なプレイヤーじゃない。

それでも、彼の、ボールがないところでのアクションの量と質は、称賛に値する。

その「称賛」の大部分は、チームメイトたちから(直に!)寄せられているはずだ。

彼の、そんな「見えないトコロ」での、汗かきアクションがあるからこそ・・

久保建英、伊東純也、中村敬斗、そして言わずもがなの三笘薫ってな、スーパードリブラーの個人勝負の「実効レベル」が、最高レベルにまで、高められる。

そう、我らがスーパードリブラーは、ドリブル勝負を「突っ掛け」ながら「も」、周りの、ボールがないところでのアクション(決定的フリーランニング等)を、視野の端っこに「捉えている」んだよ。

要は・・

ドリブラータイプと、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションでの「機能性プレイヤー」、またゴールゲッターという、「特性」の、有意義な、組み合わせっちゅう視点ね。

まあ、南野拓実や堂安律は、「ゴール決定力にも優れた」機能性プレイヤータイプの代表かな・・

もちろん、ドリブラータイプでも、コンビネーション機能性プレイヤーとしても、十二分に、多面性を発揮しているサ。

まあ、ここじゃ、「大枠」のプレイヤータイプってな視点で、分類しちゃったけれど・・

とにかく・・

森保一は、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、やっぱり、攻守ポリヴァレント選手を、とても重要視しているっちゅうコトだね。

もちろん、その大前提は・・

ボール奪取プロセス(守備)でのハードワークを、サボらないコト。

そんなサボりを、チームメイトたちが感じたら、まず、全体的なチームワーク自体が、うまく機能しなくなる。

そう、相互信頼という絶対条件の、マイナス要素ね。

何せ・・

そう、不確実な要素が満載のサッカーでは、「自己犠牲」という精神的バックボーンが足りない選手は、決して、周りからレスペクトされないわけだから・・

あっと・・

このコラムじゃ、南野拓実を中心に、何人かのオフェンス選手をビックした。

その他にも、小川航基、前田大然、旗手怜央(まあ、中盤での効果的な影武者!?)、藤田チマなどは列記しなかったけれど・・

もちろん、彼らの、攻守ポリヴァレント性には、これから「も」注目していきますよ。

そう、森保一ジャパンが、世界一を目指していくプロセスのなかでね。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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