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- 2024_久保建英_その3・・久保建英は、いまのプレーの「実効や危険度」を、もっと、もっとアップさせられるだけの、潜在的なタレント(才能)を秘めている・・(2024年12月18日、水曜日)
- 久保建英。
彼について、一年ぶりのレボートです。
順調に、パフォーマンスを「高め、深めて」いると思う。
でも今回は、ちょっと「気になる視点」をピックしようと思った。
まず、彼の基本的なポジショニング・・
わたしの眼には、彼が、右サイドに「張りつき過ぎ」だって映っているんだ。
そうではなく、もっと、自由に、動き回ってもいいんじゃないか!?
そうすれば、彼の才能が、もっともっと、活かされるはず。
もちろん、その場合には、監督やチームメイトたちと「意見調整」しなきゃいけない。
そんなプロセスを経れば、彼の「哲学的な能力」にも、磨きをかけられるはず。
久保建英が、クリエイティブに、そして力強く「主張」することで、自分自身の「自覚」、「意識と意志ポテンシャル」も、大幅にアップさせられるって思うんだよ。
わたしは、もっと「縦横無尽」に動き回り、「様々な状況」で、ポールに触るべきだと思っている。
そのことが、チームにとっても、大いなる価値を生み出すって確信しているんだ。
そう、もっと、「自由」に動き回った方が、彼の「潜在能力」が、どんどん呼び起こされるに違いないって思うのさ。
もう一つの視点は・・
彼の勝負ドリブル。
もちろん、彼のドリブル勝負の「威力」は、相手にとって、明確な「脅威」ではある。
それでも・・
相手を、スパッと「置き去り」にできれば、相手のディフェンス組織を、もっと効果的に「混乱」させられるって思うんだよ。
そう、対面する相手を、まったく「無力化」しちゃうという視点。
そうなれば、相手も、次、その次ってな感じで、効果的に「対応」しなきゃいけなくなる。
そう、ディフェンス組織を、もっと「混乱」させられれば、彼の「最終勝負オプション」だって増大する。
彼自身がシュートをブチかましたり、相手を引きつけることで、より可能性の高い「ラストパス」をブチかましたり。
ここでのメインの視点は、最初に対峙する相手を、そのプレイヤーが完璧に足を止めてしまうほどに「置き去りにする」っちゅうコトね。
その相手の、追いすがろうとする「意欲」自体を、消し去るっちゅうコトだね。
そのためにこそ・・
もっと、もっと、相手の守備アクションの「逆」を突いていくコトが、とても大事になる。
相手の「守備アクション」や、「リアクション」を誘発し、その逆を突いていくんだよ。
そしたら、相手を、完璧に足を止めさせ、置き去りにできる。
このテーマについては、「このコラム」も、ご参照ください。
とにかく・・
久保建英に対する「期待値」は、どんどん膨れ上がっている。
そのためにも、彼の「いまのプレー・イメージング」には、まだまだ「ブレイクスルー」の余地があるって思うわけさ。
本物のブレイクスルー・・
そのためには、「発想」自体に、もっと「変革や転換」が、必要なんだよ。
だからこそ・・
チームのなかで、クリエイティブに「主張」することで、自分自身の「なか」における「ホンモノの覚醒」を、うながすっちゅうわけだ。
「主張」は、自分自身にとっても、大いなる「刺激」になるはずだからネ。
ちょっと舌っ足らずな「論」を展開したかも知れないけれど・・
久保建英は、いまのプレーの「実効や危険度」を、もっと、もっとアップさせられるだけの、潜在的なタレント(才能)を秘めているんだよ。
わたしは、そう思っている。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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