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2024_日本代表(親善マッチ)・・前半と後半の、サッカー内容の「差異」について考えていた・・ただ、年末に、コロナを拾い、熱も39度ちかくまで出てしまった・・もうかなり苦しい・・フ〜〜ッ・・(日本vsタイ, 5-0)・・(2024年1月1日、月曜日)

さて〜〜・・

やっぱりテーマは・・

前半と後半の「微妙な差異」に、集中しましょうかね・・

ゲームを観ながら、そんなテーマがアタマのなかを駆けめぐっていたんですよ。

その差異のバックボーンだけれど・・

やっぱり、なんといっても、その中心は、人とボールの動きと「そのリズム」ですかね。

前半は、どうも、「一発勝負パス」ばかりが目立ち過ぎていたと感じたんだよ。

それじゃ、タイのボール奪取プロセス(守備)だって、イメージングを構成しやすいでしょ。

監督は、なんといっても「あの」石井正忠だからね・・

ボール奪取プロセス(守備)での、特にボールがないところでのアクションの量と質が、素晴らしかったんだ。

とにかくタイ選手たちは・・

次、その次のアクションを、主体的に「探しまくって」いたんだ。

そんなタイ選手たちの「プレー姿勢」こそが、石井正忠の「プロコーチとしてのウデ」の本質なんだよ。

ということで・・

そう、前半の日本代表は、タイ選手たちの「守備イメージングの範疇」にはまり込んでいたんだ。

それに対して後半は・・

あっと・・

スミマセン、実は、年末に「コロナ」を拾っちゃったんですよ。

熱も、ハンパなく高まった(39度ちかくまでいった!!)。

ということで、アタマが、うまく回転しない。

だから、ポイントを絞って語ろうかな。

要は・・

石井正忠という優れたプロコーチに率いられたタイ代表は、とてもスマートに、日本代表の「仕掛け」を、しっかりとイメージングできていたということさ。

抜かれても、フリーランニングで置き去りにされても・・

タイ選手たちは、決して諦めず、次、その次の森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の「内容」を、しっかりとイメージングするんだ。

そんなだから、日本代表のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に、勢いが乗っていかないのも、道理だった。

それでも・・

そう、後半になって、堂安律と中村敬斗が入ったコトで、全体的な「人とボールの動き」と「そのリズム」が、大きく向上したんだよ。

そう、後半、森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に、とても効果的な「変化」が生まれたんだ。

シンプルなタイミングでの人とボールの動きと「そのリズム」が高揚することで、タイ代表も、うまく「イメージングできない」ってな感じに陥ってしまったハズ。

また、その「仕掛けの変化」だけれど、それにゃ、個のドリブル勝負も、もちろん、含まれる。

そう、交替出場した堂安律と中村敬斗。

そして、周りのチームメイトたちも、この二人の「個の勝負プレー」に触発され、どんどん、個の勝負も(!!)活性化していった。

それだけじゃなく・・

そう、そんな「目立った刺激」によって、人とボールの動きと「そのリズム」も、大きく加速していった。

スミマセン・・

とても調子が悪い。

だから、今日のトコロは、ここまでにします。

ホントは・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)は、を活性化するベースは、ボール奪取プロセス(守備)を活性化することで、その「内実」も大きく好転するモノなんだよ。

そんなテーマや、もっとアバウトな放り込みやミドル弾などで、タイの守備イメージングを「揺さぶる」コトだって効果的さ。

フ〜〜ッ・・

もうダメだ・・

では、次は、アジアカップだね。

いまから楽しみですよ。

では、また〜〜


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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