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			 2024_J1_(変則)第28節・・「後半」のサッカー内容では、フロンターレに軍配を挙げるのがフェアだと思う・・とにかく、面白い「ハーフゲーム」ではありました・・(レッズvsフロンターレ、1-1)・・(2024年11月22日、金曜日) 2024_J1_(変則)第28節・・「後半」のサッカー内容では、フロンターレに軍配を挙げるのがフェアだと思う・・とにかく、面白い「ハーフゲーム」ではありました・・(レッズvsフロンターレ、1-1)・・(2024年11月22日、金曜日)
 
 
 この試合についてのレギュレーション・・ この試合についてのレギュレーション・・
 
 選手やスタッフは、「前半」とおなじ陣容にする・・
 
 でも、何人かの選手は、ケガなどで、入れ替えが認められた・・
 
 またレッズでは、ヘグモ監督から、マチェイ・スコルジャ監督へと交代しているコトも容認・・
 
 ・・と、そんな、錯綜したゲーム状況で、「後半」がはじまった。
 
 誰もが、こんなゲームは、経験したことが、ないに違いない。
 
 フムフム・・
 
 でも、私は、純粋に、ゲーム内容を、ニュートラルな視点で、観察するつもりではありました。
 
 ・・ってなコトで、ピックアップポイントだけれど・・
 
 まず、なんといっても・・
 
 そう、フロンターレ、小林悠。
 
 この「後半」で、もっとも特筆だった「チャンスメイク」は、彼のヘディングだった。
 
 ポジションの入り方、そしてヘディングの軌跡(イメージングするシュートコース!?)、素晴らしい。
 
 彼は、浮き球ピンポイント勝負というテーマでは、リーグ屈指の「感性」を備えている。
 
 そんな彼は、55分に、同点ゴールをブチ込んだだけじゃなく、64分にも、決定的なヘディングシュートをブチかますんだよ。
 
 その惜しいヘディングシュート場面で魅せた、ギリギリの「動き」が、見事の一言だった。
 
 そう、彼は・・
 
 マークしていた大畑歩夢の「背後」から、その「眼前スペース」へ飛び出していく、決定的な爆発奪取をブチかましたんだよ。
 
 もう完璧なヘディングシュート・・
 
 でも、無情にも、わずかに、左ポストを外れてしまった。
 
 そんなフロンターレの、素晴らしい「ゴール機会」ではあったけれど・・
 
 全般的に、フロンターレにイニシアチブを握られつづけたレッズも、黙ってはいなかった。
 
 前述した64分の、小林悠が創りだした「二つ目のビッグチャンス」の直後には・・
 
 そう、その65分・・
 
 今度は、グスタフソンを中心にした、クリエイティブな人とボールの動きから、パスを受けた渡邊凌磨が、見事なドリブルで相手のアタックをかわし・・
 
 そして、左足で、「ズバッ」ってな音が聞こえてきそうな惜しいシュートを放ったんだ。
 
 でも、そのシュートは、チョン・ソンリョン先生のスーパーセーブに防がれてしまう。
 
 そんな、動的なゲーム展開が続いていた、79分・・
 
 レッズが、「ほとんどゴール」ってなビッグチャンスを創りだすんだ。
 
 そのプロセスでの主役は、サミュエル・グスタフソン。
 
 最後尾からのタテパスを受けたサミュエルは、「想像を絶するタイミングとコース」の、ダイレクトパスを、タテへ抜け出した、渡邊凌磨に送り込むんだ。
 
 それは・・
 
 そう、いかにサッカーが、「シンプルなボールゲーム」であるかを再認識させられたシーンだった。
 
 そのまま、ボールをタテへ持ち込み、うまく「タメ」を演出した渡邊凌磨。
 
 最後の瞬間、中央でフリーになっていた松尾佑介へ、ラストパスを「置く」ように送り込むんだ。
 
 もちろん、ダイレクトシュートっ!!
 
 それは、誰もが、「あっ、ゴールだっ!!」って、確信した瞬間だった。
 
 でも、シュートされたボールは、無情にも、左ポストを直撃しちゃうんだよ。
 
 まさに、神様のいたずら。
 
 さて・・
 
 ということで、この試合。
 
 前述したように、両チームともに、絶対的ゴール機会は、二つずつ創りだした。
 
 でも、イニシアチブという視点では、(ゲーム開始時に!)「1-0」とリードを奪われていたフロンターレの「熱量」が上回った。
 
 もちろん・・
 
 人とボールの動きと「そのリズム」という視点では、この2チームは、互角のレベルにある。
 
 それでも、熱量(=もちろん守備のチェイス&チェックとカバーリング等)で上回ったフロンターレが、多くの時間帯で、主導権を握った。
 
 まあ、それでも、ゴール機会では・・
 
 難しい評価だけれど、わたしの眼には、イニシアチブの内実で上回ったフロンターレに、軍配を挙げるのが、フェアだと映っていた。
 
 まあ、面白い「ハーフゲーム」ではありました。
 
 
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- ところで・・
 
 チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
 
 以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、 その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。 その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
 
 彼女については、このページやあのページを参照してください。
 
 私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
 
  その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。 その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
 
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
 
 「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
 
 ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
 
 また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
 
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- あっと・・
 
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
  
 
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
 
 
 
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 最後に「告知」です。
 
 どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
 
 一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
 
 
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
 
 自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
 
 ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
 
 もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
 
 
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
 追伸:わたしは ”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。 ”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
 
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