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2023_ナデシコ・・オリンピック予選・・ベトナムの猛女たちがブチかました、強烈な「意識と意志パワー」が込められた積極的&攻撃的サッカーにも、敬意を・・(なでしこvsベトナム、2-0)・・(2023年11月1日、水曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
とても難しい勝負マッチだった。
    
何せ・・
    
そう、まず何といっても、グラウンドがデコボコだったんだよ。
    
その悪影響は、人とボールを動かすことに長けるナデシコだから、なおさらだ。
    
それに輪をかけて・・
    
そう、ベトナム女子の、ボール奪取プロセス(守備)で炸裂する、強烈な「意識と意志パワー」がハンパなかったんだ。
    
とにかく、マーキングとカバーリングの忠実さ、厳しさが、ハンパない。
    
そして、チェイス&チェック(寄せ)と局面デュエルでブチかますダイナミズムも、ハンパない。
    
でも、やっぱり、ボールが微妙に「はねる」コトは、ナデシコにとって、殊の外、大きなディスアドバンテージだったと思う。
    
そんなコトもあって、テレビ解説の矢野喬子も言っていたけれど、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)で、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを、うまく仕掛けていけないんだ。
    
    ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション・・
    
それは、ワンツーの積み重ね・・とも言えるけれど・・
    
特に、ものすごくハードで忠実なボール奪取プロセス(守備)をブチかましてくるベトナム女子だからこそ、それが決まったら、大きなチャンスにつながる。
    
そう、ベトナムの前への勢いを「いなす」コトができれば、ウラのスペースを攻略できる。
    
そのためにも、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションが必要なんだよ。
    
それは、本大会で「世界」と闘うときにも、とても重要なファクターになってくる。
    
そう、世界のパワーとスピードは、ハンパないからね。
    
もちろん、男子でも、ハナシは、まったく同じ。
    
そう、人とボールの動きと「そのリズム」を高揚させられなければ、決して、局面で「数的に優位」なカタチを創りだせないんだよ。
    
もちろん・・
    
数で劣っていても、素早い人とボールの動きさえ機能させられれば、スペースを攻略できる。
    
「人」という要素は、その原則的な機能性からすれば、「スペース」と同義だって言えるかもしれないんだよ。
    
そう、鋭く、広い「人の動き」が、人数をカバーするっちゅうわけだ。
    
あっと、チト語りすぎ。
    
それにしても・・
    
そう、このベトナムの猛女たちは、立派な「魂の闘い」を披露したよね。
    
彼女たちは、決して、受け身にならず、常に、必要な「仕事」を探しまくっていた。
    
そう、彼女たちは、究極の「主体性プレー」を披露したんだ。
    
この日のベトナム女子は、アジア予選が、一筋縄には行かないという事実を、しっかりと思い起こさせてくれた。
    
男子の代表チームにとっても、貴重な示唆が、そこにはあった。
    
さて、最後に・・
    
テレビ中継を担当したウズベキスタンのテレビ局の方々を、称賛したい。
    
このところの、「J」の中継を独占しているダゾンのカメラワークだけれど・・
    
どうも、「寄り過ぎの傾向」が、再び目立ちはじめたって感じられるようになっているんだよ。
    
そう、グラウンドの全体像が、「俯瞰」して感じられなくなっているんだ。
    
もちろん、以前のような、醜いくらいの「寄り過ぎズーミング」は、なくなったけれど・・
    
でも、近頃のカメラワークが、再び・・!?
    
フ〜〜ッ・・
    
ということで・・
    
たまに、この試合のカメラワークのように、ゲームを、しっかりと大きく「感じられる」カメラワークに遭遇したら、とてもハッピーになるってコトが言いたかった。
    
このウズベキスタンのカメラマン&ディレクター氏は、とてもよくサッカーが分かっているよな〜。
    
最初は、大きく「引いて」グラウンド全面を観察できるようにする。
    
でも、仕掛けプロセスに入ったら、ボールが展開されそうなゾーンまで、注意ぶかく「寄る」んだよ。
    
そのメリハリあるカメラワークに、感服させられた。
    
では、また〜・・
    
というか、別の予選グループの結果が、気になるよな〜〜・・ 
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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