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2023_ ルヴァン準決勝_2・・両チームがブチかましつづけた、攻守にわたる、究極の「主体性プレー」と、その姿勢を引き出した両プロコーチ(監督)に対し、心か らの敬意と感謝を込めた拍手をおくります・・(レッズvsマリノス、2-0)・・(2023年10月15日、日曜日)

アレクサンダー・ショルツ・・

彼のメンタルは、たしかに、あり得ないほどの(スピリチュアル!?)エネルギーを放散していた・・。

PKの2本目。

わたしは、彼が、迷っているに違いないと思っていた。

・・1本目と「同じ」右サイドを狙うか、それとも、得意な左サイドに打ち込むか・・

相手GKとの、まさに限界の「読みあい」。

そしてショルツは、意を決した。

試合後インタビューで、彼は、こんなニュアンスのコトを語っていた。

・・1本目は、自信があった・・

・・でも2本目では、少し考えたけれど、やっぱり得意なサイドに蹴ろうと決めた・・

・・もんろん、マリノスGK一森純が、そのサイドに飛ぶのは分かっていた(実際そのサイドへ飛び、あと指1本でシュートをはじき出せるトコロまで迫っていた!!)・・

・・だから、ギリギリを狙ったんだ・・

・・結局ポスト直撃になったわけだけれど、まあ、ツキにも恵まれたっちゅうコトだね・・

その言葉どおり、蹴られたボールは、ポスト内側をヒットし、ゴール内へ弾き飛んでいった。

ものすごい、ギリギリのサイコロジカル勝負シーンではあった。

その勝負は、忘れられない・・というか、自身の「体感」として、脳内バンクに溜めておこう。

ということで、ゲームだけれど・・

皆さんもご覧になった通り、リーグを代表する「強豪」同士の、ギリギリのせめぎ合いだった。

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。

そんな、イーブンのせめぎ合いのなかで、レッズのゴールがオフサイドで取り消され、逆にマリノスが、バー直撃弾をブチかます。

フ〜〜ッ・・

とにかく・・

両チームともに、強烈な意識と意志に支えられた、攻守にわたる「極限の主体性プレー」をブチかましつづけるコトで、極限のエキサイティングマッチを演出したというコトだね。

こちらは、手に汗にぎりながらも、冷静に、局面勝負の内実や、ゲーム展開をベースに、勝負の行方を探っていたわけさ。

まあ、たしかに、ポゼッションとか、(枠内)シュートとかの「数字」では、ホームのレッズが優っていたわけだけれど・・

でも、実際の雌雄を決する本物ファクターの内容では、両チーム互角だったというのが、わたしの総体的な見立てなんだよ。

ということで、最後に・・

前半では、西村拓真、後半では、交替出場した宮市亮が、ブチかました、まさに決定的なシュート。

やっぱり、我らが、西川周作先生を、称賛し、感謝しなきゃいけない。

あっと、もう一つ・・

攻守にわたる、極限の主体性プレーというテーマだけれど・・

そのバックボーンにあった、両監督の、素晴らしい心理マネージメントも、高く評価しなきゃ。

何せ、両監督ともに・・

「最後は、選手たちの自由なイメージングに任せるしかない・・」という、不確実ファクターが満載のサッカーにおける究極メカニズムを、しっかりと理解しているワケだからね。

わたしの恩師でもあった、ドイツ史に残るレジェンドプロコーチ、故ヘネス・ヴァイスヴァイラーが、いつも言っていた。

・・いいか、戦術論をひけらかすヤツらは、素人なんだ・・

・・優れた、本物のプロコーチとは・・

・・極限の攻守ハードワークとリスクチャレンジを、選手たち自身が、勇気をもって積極的&攻撃的に探しまくれるように、心理的にマネージできるヤツらのことなんだ・・

さて・・

残りのシーズンにおける、この両チームの活躍(日本サッカーへの貢献!)が、楽しみだね。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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