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2023_J2_第9節・・いまの城福浩ヴェルディ・・わたしは、バランスの執れた強いサッカーって表現したいね・・(ヴェルディvs秋田、2-1)・・(2023年4月12日、水曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
内容敵にも、城福浩ヴェルディの、順当勝ちではあったけれど・・
    
彼らについては、いくつかピックしたいポイントは、あった。
    
まず何といっても・・
    
あれだけメンバーが変わったにもかかわらず、一つのユニットとして、しっかりと「まとまり」のあるサッカーを展開できたこと。
    
日頃からの、城福浩の仕事ぶりが目に見えるってなモノだね。
    
誰が出てきても、攻守イメージングを、しっかりとシェアできているんだよ。
    
特に、ボール奪取プロセス(守備)ね・・
    
全員が、素早い攻守の切り替えから、チェイス&チェックやカバーリング、マーキングや協力プレスへの集散などなど、しっかりと「ハードワーク」を探しまくっていた。
    
そう、ハイレベルな主体性プレー・・ね。
    
もう一つ、ピックしたいテーマがある。
    
それは、ゲームに出つづけるコトこそが、もっとも効果的な、進化&深化の「リソース」だという普遍的なテーマ。
    
そう、バスケス・バイロンとマリオ・エンゲルス。
    
以前のバスケス・バイロンは、失敗やミスを恐れ、リスクに、十分にはチャレンジできなかった。
    
でも、いまでは、自信が深まってきているから(!?)、とにかく積極的&攻撃的に、「勝負」をブチかませるようになっている。
    
ドリブル勝負だけじゃなく、左足からの強烈シュートや正確クロスなど、彼は、素晴らしい「武器」を持ちあわせている。
    
以前は、まったく「それ」を使い切れていなかった。
    
それが今では、チームメイトの誰もが、認め、頼りにする「武器」になっている。
    
やっぱり、自信だよな、自信。
    
それを深めるためにも、「実戦」での成功体感を積み重ねるコトが、ものすごく価値のある「心理ベース」になっているっちゅうコトなんだろうね。
    
同じコトは、優れた能力を秘めている、マリオ・エンゲルスにも言える。
    
たしかに彼は、器用なプレイヤーじゃない。
    
それでも、抜群のスピード、と正確なキックなど・・
    
周りのチームメイトが、その「価値ある特長」を使い切ろうとすれば、彼らの「カネ稼ぎ」に貢献できる(!?)効果プレーを披露できる。
    
この試合では、そのコトを、チームメイトたちが体感したはず。
    
それには、とても大きな価値があったと思う。
    
ところで、吉田謙が率いる、好調ブラウブリッツ秋田。
    
この試合でも、「一発勝負」をイメージし、堅牢なボール奪取プロセス(守備)をベースに、忍耐強く、勝負強いサッカーを展開した。
    
でも彼らは・・
    
粘り強く、効果的なサッカーを展開しながらも、城福浩ヴェルディに、ものすごく「小さな穴」を、突かれてしまった。
    
そう、「0-2」のリードを奪われてしまった、吉田謙ブラウブリッツだったんだよ。
    
でも彼らは、もっとも得意とする、セットプレーからの「追いかけゴール」をブチ込むんだ。
    
コーナーキックを、ニアポストに走り込んだ選手が「流し」、それを、ファーサイドスペースに走り込んだ飯尾竜太朗が、キッチリと、ゴールへ流し込んだ。
    
秋田は、そんな「自分たちのツボ」に対して、深い確信をもっていると思う。
    
だからこそ、ものすごく、勝負強い。
    
彼らの勝ちのほとんどは、1点差の勝利だという。
    
ナルホド〜〜・・って、納得していた。
    
吉田謙は、それは、それで、とても良い仕事をしていると思うよ。
    
さて、城福浩ヴェルディ。
    
前節エスパルス戦の惜敗から、見事に立ち直り、いつもの質実剛健サッカーを魅せた。
    
まあ、それが「美しい」と感じるかどうかは、人それぞれだろうけれど・・
    
でも彼らは、常に、積極的&攻撃的なサッカーを志向しているんだよ。
    
そう、ある意味で、「バランス」の執れた、強いサッカー・・ね。
    
一つのサッカーを形容する表現を、正しく選ぶのは、とても難しい。
    
でもわたしは、いまの城福浩ヴェルディを、「バランスの執れた強いサッカー」って表現しようと思っているのサ。
    
ガンバレ〜、城福浩ヴェルディ〜〜 
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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