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2023_J2_
第5節・・城福浩ヴェルディには、「主体性」をベースに、このまま、発展をつづけて欲しい・・その絶対ベースは、攻守ハードワークとリスクチャレンジ・・
それがあるからこそ、相互信頼のレベルも高揚する・・(藤枝vsヴェルディv、0-5)・・(2023年3月12日、日曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
城福浩ヴェルディ・・
    
彼らは、さまざまなコノテーション(言外に含蓄する意味)を内包する、良いサッカーを展開しているじゃないか。
    
そんな彼らの進化&深化・・
    
その絶対ベースは、言わずもがなの、優れたボール奪取プロセス(守備)。
    
でも彼らは・・
    
前からプレスを、間断なく(ヤミクモに!?)ブチかますのではなく・・
    
あくまでも、「行くトコロ」と「待つトコロ」を、とてもクレバーに、コントロールする。
    
もちろん、「行く」ときは・・
    
爆発的なチェイス&チェックを合図に、周りのチームメイトとの「連動スイッチ」が入る。
    
そんな、スマートで効果的な「メリハリ連動性」が、心地よい。
    
これも、城福浩がリードする、「イメージング共有」トレーニングの、賜物っちゅうコトだ。
    
城福浩は、「奪いにいく守備」という志向イメージを語っているらしいけれど・・
    
たしかに、積極的にボールを奪いには、行っている。
    
でも私の眼には、クレバーな「メリハリ連動性」の方が、目立つのさ。
    
対する藤枝・・
    
彼らも、能力のあるプレイヤーを抱えている。
    
それでも、ボール奪取プロセス(守備)での、「イメージング連動性」は、まだまだ。
    
だから、積極的に仕掛けていった後の、ディフェンス組織の再構築に、課題をかかえている。
    
互いのポジショニングバランスを整える・・という意味合いではなく、チェイス&チェックと、マーキング&カバーリングの連動性に、課題が、見え隠れするんだ。
    
たぶん・・
    
ボール奪取プロセス(守備)に入ったときの(入る直前からの!!)、イメージング共有が、まだまだ、うまくいっていないっちゅうコトなんだろうね。
    
だから、次、その次の相手ボールホルダーを(イメージング的に!)捉えきれずに、フリーにしてしまうシーンが連続したっちゅう印象が残った。
    
後半・・
    
藤枝は、もちろん、全力で押し上げていった。
    
そして、たしかに何度かは、決定的スペースを攻略するような(可能性のあるシュートを打てそうな!?)シーンは、創りだした。
    
それでも、城福浩ヴェルディが効果的にブチかます、守備での「最後の半歩」が、殊の外、うまく機能していたって感じた。
    
最後の半歩というファクター・・
    
そこには、決定的クロスやシュートを「ブロック」するだけじゃなく、相手の最終勝負アクションを、鋭い感性で、しっかりと「予想する」コトも含まれる。
    
そんな「イメージングの共有」でも、城福浩ヴェルディには、一日以上の長があるよね。
    
まあ、この試合は、彼らにとって、内容と結果が一致した「完勝」って言えるだろうね。
    
ところで・・
    
城福浩ヴェルディがブチ込んだ、2点目と3点目。
    
2点目は、阪野豊史のスーパークロスを、マークする相手の「視線を盗んで」走り込んだ梶川諒太が、素晴らしいヘディングシュートを見舞った。
    
また3点目は、右サイドで、うまくボールを持ち込んだバスケス・バイロンが、鋭いクロスを送り込み、これまた相手マーカーを翻弄した阪野豊史が、ヘディングシュートを、左隅に決めた。
    
ところで、クロス勝負・・
    
ここでは、クロスを送り込む選手と、最後のシューターとの「イメージング共有」の素晴らしさを採りあげないわけにゃ、いかない。
    
そう、彼らは、「ともに!!」、どのスボットで最終勝負をブチかますのか、明確にイメージできていたんだよ。
    
ホント、目の醒めるようなスーパー(コンビネーション)両ゴールではあった。
    
最後に・・
    
攻守にわたって、抜群の存在感を魅せつづけている、齋藤功佑。
    
レベルが高い「意識と意志とイメージング」をベースに、攻守にわたって、素晴らしい「主体性プレー」をブチかます。
    
ホント、頼りになる選手だ。
    
とにかく・・
    
城福浩ヴェルディには、「主体性」を絶対ベースに、このまま、発展をつづけて欲しい。
    
絶対ベースは、攻守ハードワークとリスクチャレンジだよ。
    
それがあるからこそ、相互信頼のレベルも、停滞することなく高揚しつづける。
    
そう、大いなる目標に向かってね。
    
楽しみだね〜・・ 
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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