トピックス
			
2023_J2_
第24節・・ヴェルディには悔しい結果になった・・それでも内容が悪かったわけじゃないし、これからのリーグ佳境に向けて、「武器」も開発され、効果的に
チームに組み込まれはじめている・・(ヴェルディvs長崎、1-2)・・(2023年7月5日、水曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
長崎は、強かったネ〜・・
    
もちろん、その強さの源泉は、ボール奪取プロセス(守備)にあり。
    
また、ファンマを中心にしたスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも、「鋭さ・強さ」があった。
    
まあ、いまのリーグ・ランキングを見れば、そんな彼らの強さに、納得がいくじゃないか。
    
そんな強い長崎に対して、ヴェルディは・・
    
数的に優位に立ってからも、なかなか、長崎のスペースを攻略できなかったよね。
    
その、長崎の、ボール奪取プロセス(守備)だけれど・・
    
そこでは、個々の「主体性プレー」が、その絶対ベースである「イメージング」を基盤に、とても素敵にシンクロしていた。
    
そう、チェイス&チェック(寄せ)から、マーキング&カバーリング、協力プレスの集散まで、うまく連動していたんだよ。
    
もちろん、強烈な意識と意志に支えられた局面デュエルと、最後の半歩というファクターにも、称賛すべき内実が満載だった。
    
その、最後の半歩というファクター・・
    
もう何度も書いているように、それには、決定的なシュートやスルーパス、クロスを「ブロック」するだけじゃなく、相手の「最終勝負」を予測する能力も、その要素に含まれる。
    
長崎は、ホントに、よくトレーニングされたチームだ。
    
そんな強い長崎に対して、このゲームでの城福浩ヴェルディは、最後の時間帯を除いて、十分にゴール機会を創りだせなかった(スペースを攻略できなかった)。
    
もちろん、中盤でのイニシアチブは、握りはしたけれど・・さ。
    
それも、これも・・
    
長崎が「よくトレーニングされたチーム」だからだったっちゅうコトだと思う。
    
そう、彼らは、城福浩ヴェルディの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動きの「リズムとフロー」を、しっかりと把握していたんだよ。
    
だから、ボール奪取プロセス(守備)では、次、その次の「流れ」を読み、早いタイミングで(!)正確に対応できていたっちゅうことなんだ。
    
特に・・
    
そう、後半5分にカイオ・セザールが退場になってからというもの、その「イメージングのシンクロ状態」が、何倍にも「鋭くなった」って感じたモノさ。
    
とはいっても、捨て身になったヴェルディも、最後の20分間は、レベルを超えたダイナミズムで、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)をブチかましつづけた。
    
そこで創りだしたゴール機会・・
    
そのほとんどケースでは、交替した両サイドの「突貫小僧」どもが主役を演じた。
    
そう、右サイドの甲田英將、左サイドの新井悠太。
    
それだけじゃなく、これまた後半から交代出場した、攻守に絶品プレーを披露した稲見哲行も、素晴らしい活躍を魅せたっけ。
    
とはいっても、決して・・
    
そう、彼らの「前任者」だった、河村慶人、北島祐二、綱島悠斗が「悪かった」わけじゃない。
    
難しいネ、選手パフォーマンスを評価するのは・・
    
とにかく、後半になって出場し、抜群の「存在感」を発揮した、この三人は、その時点での「流れ」にうまく乗れたっちゅうコトだったんだ。
    
ということで・・
    
とても悔しい結果に終わってしまったけれど・・
    
それでも、城福浩ヴェルディは、全体的なサッカー内容が悪かったわけじゃ、まったくなかった。
    
それに、甲田英將、新井悠太、稲見哲行ってな「才能連中」が「場数」を踏んだことも大きい。
    
そう、彼ら「昇り龍」の強者どもが、「オレも出来るっ!!」ってな、自信を深められたことには、殊の外、重要な意味合いが、内包されていたって思うわけさ。
    
まあ、とにかく、リーグ優勝争うの「勝負所」はこれからだし、徐々に、新しい「武器」が開発され、実効あるカタチで、チームに組み込まれはじめているというポジティブな要素もある。
    
とにかく、これからも、こんなハードな闘いがつづくコトは、しっかりと覚悟すべきだよね。
    
あっと・・
    
前節コラムじゃ、町田ゼルビアとの決戦の日程を間違えた。
    
それは、「次戦」だったっけ。
    
いまから、楽しみで仕方ありません。 
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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