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2023_CWC(クラブワールドカップ)・・レッズは、見事に、ボールがないところでの仕掛けに、やられてしまった・・マンCが魅せた、美しい質実剛健サッカーに、乾杯・・(レッズvsマンC、0-3)・・(2023年12月20日、水曜日)

レオン戦コラムの最後で・・

・・マンチェスター・シティーは、組織がダメなら「個だ〜〜っ」ってなチカラ業ができる・・

・・なんて書いたけれど、でも実際は・・

そう、彼らの強さの本質は、攻守にわたる「組織にあり」だった。

もっと言えば・・

「個」の才能レベルが高いからこそ、「組織」も、限りなく高いレベルで機能させられる。

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の流れ全般でも、また奪われたゴールシーンでも。

そう、マンCに奪われたゴールでは、見事に、ボールがないところで勝負を決められてしまったんだ。

彼らは、決して、「個のチカラ業」で、強引にスペースを攻略しようとはせず・・

あくまでも、素早く、正確に人とボールを動かし、その「リズム」をアップさせていった。

そして、肝心の勝負所では、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを、素早く、スムーズに機能させ、最後は、必殺スルーパスをブチ込む。

そんなマンCの「動きのリズム」を読み切れなかったレッズ守備も、置き去りにされるシーンが頻発したよね。

そんな、マンCが牛耳るゲームの流れのなかで、レッズのボール奪取プロセス(守備)は・・

「マンCの動き」を、うまく抑制することが叶わず、最後は、少し集中力がダウンした「隙」を突くような、ボールがないところでの「爆発フリーランニング」にやられてしまったというわけだ。

考えてみたら・・

監督は、「あの」ペップ・グアルディオラだったっけ。

ゲームを追うなかで、彼らの、美しい質実剛健サッカーに、酔いしれていたよ。

もちろん、レッズが、手も足も出なかったというわけじゃない。

彼らも、部分的には、しっかりと人とボールを動かしながら、スペース攻略にチャレンジしていったんだ。

でも、マンCのボール奪取プロセス(守備)の機能性レベルも、パンパなかった。

そう、そのボール奪取プロセス(守備)のハイレベルな内実こそが、彼らが魅せつづける、美しい質実剛健サッカーの絶対ベースなんだ。

その、忠実でダイナミックな(意識と意志パワーが充実した!)アクションには、脱帽だった。

特に、攻守にわたる、ボールがないところでのアクションの量と質が・・ね。

そして、こんなコトを考えていたモノさ・・

・・素晴らしく美しい、「主体性」ベースの才能プレーじゃないか・・

・・彼らは、そんなリスクチャレンジを積み重ねながら、しっかりと勝ち切ってしまう・・

・・個々の、才能とインテリジェンスのレベルが高いからこそ・・

・・攻守イメージングの「戦術イデオロギー」を、個々のアタマのなかに「浸透」させるコトで、最後は「主体的」に仕事を探しまくれるようになる・・

・・そして、そんなプロセス内容を、チームメイトと、高いレベルでシェアさせられる(シンクロさせられる)・・

・・それこそが、ペップマジックっちゅうコトか・・

・・もちろん、それらの美しさの絶対ベースは、個々のイメージングの「シンクロ」によって加速させられている、ボール奪取プロセス(守備)の内実っちゅうわけだ(繰り返しゴメン)・・

そして、ゲームのなかで・・

そう、マンCの戦術コンセプト(その高い実効性!)を体感させられたレッズ選手たちのプレー姿勢が、どんどん受け身で消極的に落ち込んでいったと、感じさせられた。

まあ、仕方なかったのかもしれない。

ここで、見方を変えます。

そう、マンCが、こんな素晴らしいサッカーを展開できたのも・・

浦和レッズが、攻守にわたって、(ある程度!?)積極的に「チャレンジ」していったからに他ならない。

彼らは、できるだけ「高い位置」でボールを奪いかえそうとしていたんだ。

そして、周りは、次の攻撃参加をイメージングしながら、組織ディフェンスに主体的に参加しつづけていた。

でも・・

まあ、仕方ない。

ということで、決勝では・・

フルミネンセは、ガチガチにディフェンスを固めてくることが想定される。

そして、一発カウンターを狙う。

そう、典型的なトーナメント戦術ね。

リーグ戦で、そんな「後ろ向きのサッカー」をやったら・・

サッカーの進化&深化に「逆行」するということで、(特に!)サッカーエキスパートから非難囂々っちゅうコトになるんだろうけれど・・

それでも、クラブワールドカップの決勝だからね。

そんな雰囲気のなかで「も」、マンCが、チャレンジャブルなサッカーを展開できるか・・

決勝では、「そこ」も、見所の一つだよね。

あっと、その前に・・

そう、レッズ対アル・アハリの3位決定戦があった。

レッズにとっては、「強い」アル・アハリとの、「来年」につなげなければならない大事なゲーム。

そこで、「内容と結果」を一致させられるかが、テーマっちゅうコトだね。

たぶん、我らがレッズ戦士たちは、このゲームで学習した「大事なコンテンツ」を、さまざまな意味合いで、「消化&昇華」させられるはず。

そう、人は、ネガティブな現象からの方が、より多くを学べるモノなんだよ。

これまで私も、とても多くの学習機会から(ネガティブ現象=失敗=から)、セルフモティベーションによって、心理的などん底から這い上がってきた。

だからこそ今では、それこそが、深〜い意味での「成功体感」だったって、言える。

あっ、スミマセン・・

ということで・・

お互いに、レッズの次のチャレンジを、楽しみましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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