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2022_J2_第37節・・ヴェルディのサッカー内容に、納得がいかない・・もっと、解放されたマインドで、攻守にわたってフッ切れたプレーを!!・・(町田vsヴェルディ、2-2)・・(2022年9月18日、日曜日)

前節、ブラウブリッツ秋田との勝負マッチでも感じたけれど・・

ヴェルディの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、工夫のなさ。

要は、相手には、ヴェルディの次の仕掛けプロセスが、明確に見えているっちゅうコト。

まず、人とボールの動きに、明確な「リズム」がない。

森田晃樹は、優れたフットボーラーではあるけれど、周りの、ボールがないところでのサポートの動きを活性化できる程のパーソナリティーを持ちあわせていない!?

だから、多くの仕掛けシーンで、スペースを攻略できず、単発の仕掛けに終わってしまう。

要は、パスレシーバーたちが、「足許パス」ばかりを「待っている」状態が、目立ち過ぎるんだ。

それじゃ、人とボールの動きに、相手ディフェンスを「惑わす」ような「変化のあるリズム」を演出できるはずがない。

もちろん、たまには、後方からのオーバーラップによって、うまくタテのスペースを攻略できるシーンを創りだせたけれど・・

でも、「そこから」の勝負の仕掛けプロセスが、あまりにもミエミエというケースが多すぎる。

要は、相手ディフェンスが、次のヴェルディの仕掛けを、完璧にイメージングできちゃうっちゅうことなんだよ。

もっと、もっと、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に、人数を掛けるコトで、人とボールの動きを高揚させなきゃ、ダメだ。

そのためにも、ボール奪取プロセス(守備)を、より活性化するんだよ。

よいカタチで、ボールを奪い返せれば、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)だって、もっと余裕をもって、アイデアを生み出せるはず。

とにかく、彼らは・・

自信と確信のレベルを高揚させられず、「不安を抱えながら」サッカーをやっている。

それじゃ、「エイヤッ!!」のフリーランニング(ボールがないところでの押し上げ)だって、出てこないのも道理。

このゲームでは、ボール奪取プロセス(守備)での「意識と意志とイメージング」の内実では、完全に、町田の後塵を拝していたよね。

中盤でのリーダーシップの欠如!?

まあ、それも、あるんだろうね。

いくらボール扱いに才能があっても、周りのチームメイトを、𠮟咤、鼓舞できなきゃ、リーダーシップの雰囲気さえ、醸(かも)し出せない。

そう、森田晃樹。

たしかに、彼のゲーム&チャンスメイクのセンスは、かなり高い。

でも、まだまだ、「独りよがり」という雰囲気が強すぎる。

えっ!?

彼に、本物のリーダーシップを望むなんて、無理!?

わたしは、彼の「人となり」を知らないから、何とも言えないけれど・・

とにかく、個の才能あふれる森田晃樹には、ホンモノのリーダーシップを望みたい。

チームを鼓舞し、「勇気と元気」を与えられる存在。

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。

今日は・・

ヴェルディのサッカー内容に、納得いかず、チト、アタマにきて書いているから、内容に一貫性がないかも。

それも、これも・・

城福浩ヴェルディへの期待が、高いからに他ならないんだよ。

もっと、もっと、「意識と意志とイメージング」の内容を充実させることで、攻守にわたって、積極的&攻撃的なサッカーを目指して欲しい。

そうすれば、個の能力に長けている彼らのことだから、自分たちのプレーを、ホンモノの「美しい質実剛健サッカー」へと、昇華させられるはず。

ガンバレ〜、城福浩ヴェルディ〜〜・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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