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2022_J2_第22節・・この試合でのヴェルディ・・気持ちの「中抜け」が感じられるコトはなかった・・そう、最後の最後まで、意識と意志とイメージングが高みで安定していたんだよ・・(ヴェルディvs山口、3-0)・・(2022年6月19日、日曜日)

このゲームだけれど・・

昨日の土曜日、どうしても外せない予定があったので、「一日遅れ」のダゾン観戦&コラム執筆というコトになってしまいました。

悪しからず・・

さて試合・・

あっと、その前に・・

堀孝史が退任し、城福浩が、新監督に就任したとのこと。

そして、印象的に・・

ヴェルディにとって重要だった、90分を通した、集中力(意識と意志とイメージング!)を、高みで維持するというテーマが、改善しつつあるって感じた。

監督の交代・・

それによるチームへの刺激レベルは、「人」によって、雲泥の差がでてくる。

もちろん、名将、城福浩だから、ポジティブな方向へ大きく振れたっちゅうわけだ。

もちろん・・

そう、堀孝史も、よい仕事をしたと思う。

何せ・・

「あの」巧いけれど、攻守ハードワークへの意志が殺がれ気味のチームに、積極的&攻撃的な「汗かき」の姿勢を植えつけたわけだから。

でも、「その」闘う意志を、シーズンを通して高みで維持するのは、並大抵のコトじゃない。

どうしても、時間を経るにしたがって、劣化してくるモノなんだ。

だからこその、城福浩という、並外れた「刺激」が、素晴らしい効果を発揮した(しているし、これからもアップしていく!?)っちゅうわけだ。

その効果の主なトコロは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)の内実に、如実に現れる。

城福浩ヴェルディのボール奪取プロセス(守備)では・・

攻守の切り替え(トランジション)、チェイス&チェックや局面デュエル、マーキングやカバーリング、協力プレスへの集散、そして最終勝負シーンでの「最後の半歩」というファクター全般で、チームの意識と意志が、ワンステップ高揚した・・って感じられた。

粘り強い「意識付け」・・!?

そんなコーチング要素でも、早くも、城福浩の、優れた(戦術だけじゃない!?)心理マネージメントのウデが感じられたモノさ。

ところで、井出遥也とバスケス・バイロン・・

どんどん、プレー内容がよくなっていると感じる。

そのバックボーンは、何といっても、ボール奪取プロセス(守備)での「主体性プレー」の内実がアップしているっちゅうコトだよね。

守備での貢献度(そこでの高い意識と意志!!)こそが、周りの信頼もふくめ、自分自身の自信と確信レベルを押し上げるというわけさ。

基本的にチカラのある2人だから、さまざまな意味合いを内包する「ホンモノの覚醒からのブレイクスルー」まで期待させられる。

もう少し観なければ分からないけれど、その「傾向」は、明確に感じられるじゃないか。

楽しみだね。

それにしても、レノファ山口・・

1人退場になった後でも、魅せつづけたダイナミックサッカー・・

・・そう、選手たちがブチかましつづけた、攻守にわたる、極限の「主体性プレー」・・

とにかく、素晴らしい意識と意志に支えられたダイナミズムは、称賛に値する。

そして、だからこそ・・

そんな、素晴らしくダイナミックなサッカーをブチかましてくる山口に対して「も」、ヴェルディの、忠実な(!!)攻守ダイナミズムが減退することがなかったというポイントが特筆なんだ。

相手は、一人足りないわけだから、ヴェルディ選手たちの意識と意志が、少し「イージー」になってもおかしくない・・ってな状況。

でも、ヴェルディの闘う意志が減退することは、なかった。

まあ、これからも、大いなる「目標」を達成するためにも、城福浩のストロングハンドに、期待しましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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