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2020_J2_第14節・・ギラヴァンツのストロングハンド、小林伸二監督に心からの拍手を!・・またヴェルディは、このゲーム内容を、貴重な学習機会として次に活かさなければ・・(ギラヴァンツ北九州vsヴェルディ、2-1)・・(2020年8月23日、日曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
すごかったネ〜、ギラヴァンツがブチかましたダイナミックサッカー・・
    
最後の最後まで、攻守ハードワークとリスクチャレンジの内実が、減退することはなかった。
    
もちろん、様々な「状況」に応じて(ゴールや時間の経過に応じて!?)全体的なゲーム内容は浮き沈みするけれど・・サ。
    
とにかく、そんな全体的な「ゲーム内容の揺動」のなかでも、ギラヴァンツの「意志(覚悟)」には、まったくと言っていいほど、「陰り」が見えなかったんだよ。
    
ということで・・
    
優れたストロングハンド、小林伸二に、心からの拍手を。
    
これで彼らは、8連勝だそうだ。
    
さもありなん・・
    
そのギラヴァンツ・・
    
特に、前からプレス守備を、最高潮にブチかましつづけた前半は、様々な意味合いで、ヴェルディを圧倒したと言っても過言じゃなかった。
    
たしかに後半は、ヴェルディが、イニシアチブを奪い返す時間帯も増えはした。
    
それでも、一点をリードするギラヴァンツのサッカー内容が、受け身で消極的になる(一点リードで逃げ切ろう!?)なんていう雰囲気は、まったくなかったんだ。
    
特に、ボールを奪い返してからのギラヴァンツの攻めの内実は、秀逸だった。
    
カウンターやショートカウンターはもちろんのこと、組み立てプロセスでも、しっかりと、人とボールが「大きく、素早く」動きつづけるんだよ。
    
もちろん、最後のトコロ(決定的スペースの攻略プロセス)では、ヴェルディ守備が「やられっぱなし」ってなことではなかったけれど・・
    
とにかく、ギラヴァンツの仕掛けには、強烈な「意志」と、技術、そして戦術イメージが詰め込まれていたんだ。
    
そんなハイレベルな攻めの絶対バックボーン・・
    
言うまでもなく、それは、積極的なボール奪取プロセス(前からプレス守備)にあり・・だよね。
    
積極的なボール奪取プロセスの「流れ」を、継続的に創りだせていたからこそ、次の仕掛けでも、人数をかけた組織コンビネーションを魅せられた・・っちゅうわけさ。
    
とにかく・・
    
イニシアチブ(ボール支配率)でも、パス数や(枠内)シュート数でも、ギラヴァンツが上回っていたんだから、決定的なチャンスメイクの内実で、彼らに一日の長があるのは当然の帰結だよね。
    
あっと・・
    
誤解を避けるために断っておくけれど・・
    
ヴェルディが、そんなギラヴァンツの勢いに、完全に「呑み込まれて」しまった・・なんてコトを言っているわけじゃないよ。
    
ヴェルディも、「それなり」にうまく対応できていたと思うんだよ。
    
彼らは、「あれほど」ゲームの流れを(全体的に!)支配されていながらも、決して、心理的な悪魔のサイクルに落ち込み、足を止めてしまったワケじゃなかったんだ。
    
そうではなく・・
    
局面デュエルの内実でも、ボールを奪い返してからの反攻(積極的な前への仕掛けプロセス)でも、しっかりと人数をかけた「チャンスの流れ」は、創りだせていたんだよ。
    
でも・・
    
そう、ギラヴァンツは、前からプレス守備だけじゃなく、ブロック守備でも、とても堅かった。
    
とにかく・・
    
ヴェルディにとってこの試合は、様々な意味合いで、「これまでにないニュアンス」の、とても貴重な学習機会になったと思うわけだ。
    
ところで・・
    
ギラヴァンツがブチかました、スーパーな「前からプレス守備」のダイナミズムに対抗していくためには・・!?
    
それはもう、ギラヴァンツの勢いに輪をかけたダイナミズムで、ボール奪取プロセス(前からプレス守備)を機能させなきゃいけないんだよ。
    
このテーマについては、またまた、「このコラム」も、ご参照くださいネ。
    
そう、グラウンド上で炸裂する「レベルを超えた刺激」・・
    
いまのヴェルディには、そんな「強烈な刺激」を放散できるパーソナリティ(≒リーダーシップ)が目立っていない!?
    
まあ、そんな見方「も」できるかもしれない。
    
そう・・
    
「あの」ギラヴァンツの前からプレス守備を「押し返して」しまうほどの、強烈な前からプレス守備ダイナミズムを「リード」出来るパーソナリティが・・ね。
    
まあ、残念ではあったけれど・・
    
こんな(悔しい!?)体感を積み重ねていくなかで、チームは、ホンモノの成長を成し遂げていくモノなんだ。
    
それにしても、ギラヴァンツ監督の小林伸二。
    
もう一度、心からの拍手をおくりましょう。 
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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