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『サッカー監督という仕事』(新潮社・・2000年度ミズノスポーツライター賞受賞作)・・7刷りが決まりました(2002年4月20日)


<新潮社刊>



ちょっと気は引けるのですが、本日(2002年4月20日)七刷りが決定したことだけはご報告しておかなければ・・ということでキーボードに向かうことにしました。

 「闘うサッカー理論(三交社)」同様、サッカーにおける普遍的なテーマだけを扱った本ですから、長く売れつづけてくれたらいいな・・なんて思っていたんですが、出版から一年たっての「増刷」に、本当に感激した湯浅だったのです。

 「サッカー監督という仕事(新潮社・・1400円)」が出版されたのは、2000年4月。2000年度ミズノスポーツライター賞を受賞したわけですが、出版早々に、朝日新聞の書評に取り上げられ、その後も報知新聞、週刊ポスト、サンケイ新聞や北海道新聞などでも紹介されました。

 かなり苦労した本だったのですが、内容は、過去数年間に書きためてきたコラムの集大成として、内容を「テーマごとに」まとめ直し、加筆したものです。私の代表作です。

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 恥ずかしながら、新潮社の宣伝文を・・・

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 サッカー的発想は、すべての道に通じている──

 すぐれた指揮官には、人の心を動かすチカラがある──いかに汗かきプレーの重要性を説き、厳しい心理戦を制するか……ドイツ協会公認サッカーコーチの資格を持ち、ビジネスマンでもある著者が、名将ヘネス・ヴァイスヴァイラー、ベンゲル、日本代表監督トルシエなどの例を織り交ぜ、サッカー監督がやるべき仕事を体系的に描く。サッカーの魅力と愉楽をより深く知るためのユニークな一冊!

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 サッカー監督という仕事 * 目 次

氈@監督の資質
  1 もっとも大事な資質はパーソナリティー
  2 理不尽なボールゲームだからこそ
  3 指揮官の自信
  4 ドイツのコーチ養成コース

   何よりもまず大切なこと
  1 考えることを教える──インテリジェンスと集中力
  2 子供のサッカーだからこそ
  3 いかに地道な努力を……
  4 ベンゲルの深遠な発言
  5 システム超越プレーの魅力──日本代表vsアルゼンチン(一九九八・十一月)
  6 ルックアップの重要性──「首振り」中田

  。 攻めの戦術的エッセンス
    1 「良いサッカー」って何だ
  2 本当の勝負は「ムダ走り」で決まる
  3 スペースへ! スペースへ!
  4 「仕掛け」の魅力
  5 エゴ勝負プレーとロジック組織プレー
  6 イメージ・シンクロプレーは美しい!
  7 ある高校サッカー観戦記

  「 守りの戦術的エッセンス
  1 守備は攻撃の裏返し
  2 マンチェスター・ユナイテッドの芸術的守備
  3 簿ランチはチームのハンドル

」 サッカーという心理ゲーム──心理マネジメントの方法
  1 心理的な悪魔のサイクル
  2 プレッシャーと友達になる──ブライトナーのPK
  3 いかにしてルール破りに挑むか
  4 競争なきチームは衰退する
  5 悪魔のサイクルからどう抜け出すか──レッズの場合
  6 キーワードは「個人事業主」──フランスw杯への道

、 「才能」をいかに使うか──スター・マネジメントの難しさ
  1 10番を救い出せ
  2 汗かきプレー
  3 中田英寿とドゥンガの場合
   ■シンプルプレーの天才、中田英寿
   ■ドゥンガのリーダーシップ
  4 ちょっと心配なスターたち
   ■小野伸二へのメッセージ
   ■エゴイストたれ、柳沢

  ・ 監督が試合でやるべきこと
  1 チーム戦術とゲーム戦術はどう違うか
  2 采配の妙はどう生まれるか
  3 ハーフタイムの奇跡

 ●よろしくお願いします・・・湯浅より・・

 




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