湯浅健二の「J」ワンポイント


2024年Jリーグの各ラウンドレビュー


 

第10節(2024年4月28日、日曜日)

 

このコラムじゃ、中島翔哉の「完全復活」を、前面に押し出すことにしました・・もちろん長谷川健太グランパスの、積極的&攻撃的なサッカーに対する賛辞も、忘れません・・(レッズvsグランパス、2-1)

 

レビュー
 
よかった・・

”中島翔哉”は、死んでなかった。

このゲームじゃ、なんといっても、仕掛けの変化の演出家、中島翔哉が気を吐いたコトに注目したいね。

わたしの感覚じゃ、彼は、完全復活を果たしたってな理解なんだよ。

このトコロの彼のパフォーマンスについては、「どんどん良くなっている・・」ってな内容を、何度か、書いた。

何せ、それまでは・・

「あんな消極プレー」だったら、何の役にも立っていないし、まさに死んだも同然じゃないか・・ってなニュアンスの落胆評価が、ほとんどだったからネ。

それが、徐々に、以前の、積極的&攻撃的な「プレー感性」を、「リスタート」させようとしている雰囲気が、プンプンと匂いはじめていたんだよ。

もちろん、こちらの期待が、天井知らずってな感じに高まりつづけるのも道理。

そして、その期待が、現実のモノになってきているんだ。

嬉しい限りじゃないか。

中島翔哉の、「仕掛け人」としてのプレーヤースタイルは・・

勝負ドリブラーとしてだけじゃなく、パスやシュートなど、チャンスメイカーとしても、抜群の存在感を発揮できる「複合キャラクター」なんだ。

また、それだけじゃなく、ボール奪取プロセス(守備)でも・・

彼は、積極的にチェイス&チェック(寄せ)をブチかましたり、必殺アタックで、自身がボールを奪い返したりする。

要は、攻守ハードワークとリスクチャレンジに長けた、必殺「仕事人」っちゅうわけだ。

前田直輝も、そうだけれど、やっぱり、「天賦の才」が、以前の(期待される!)パフォーマンスを取り戻すプロセスの証人になるのは、嬉しい限りだよね。

そして・・

そう、この両ウイングによる「強烈な刺激」が・・

関根貴大、松尾佑介や大久保智明といった「才能」連中を、進化&深化させる(彼らのモティベーションを引っ張り上げる!?)。

そして・・

そのうちに、酒井宏樹や岩尾憲といった主軸パフォーマーも、復帰する。

何か、楽しみで仕方なくなってきたよ。

あっと、ゲーム・・

その立ち上がり・・

長谷川健太グランパスは、抜群の「意識と意志パワー」で、ゲームの「流れ」のなかで、レッズを圧倒していたように映っていた。

まあ、とはいっても・・

その、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)と、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)が、ゴール機会を創りだしたかといったら、それは、希だったけれど・・さ。

どうしてだったんだろうね・・

彼らのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の「実効レベル」が、足りない・・!?

いや、というよりも・・

ヘグモ浦和レッズの、ボール奪取プロセス(守備)の次元が高いという評価が、妥当でしょ。

ということで・・

繰り返しになるけれど、彼らの、今後の進化&深化が、楽しみで仕方なくなってきたよ。

次は、アウェーでの、「強い」フロンターレとの勝負マッチ。

お互い、とことん、入れ込みましょう。

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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、まだ、連載をつづけています。

一つは、選択したテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝、「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・と思っている次第。

もちろん、トピックスのトップページに「タイトル」をレイアウトしましたので、そちらからも入っていけます。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
 追伸:わたしは-"Football saves Japan"の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。





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